お家がない!?

私たちは当初は賃貸でお家を探していました。

その土地には先祖代々住んでいらっしゃる方がいて、
昨日・今日来てその地域のこともまったく知らないのに
いきなり売ってはくれないだろうと思っていましたし、
またその気持ちもよく分かります。

また私たちとしてもまったく知らない土地をいきなり購入するのは
躊躇する気持ちがありました。


なのでまずは家を借りて、
その地域のことをいろいろ覚えてなじんで、
購入の話はそれからだと思っていました。



ところが・・・お家がないんです!?
お家がないというか「貸家」がないんです。


2011年6月に下記のようなニュースがありました。

“景観壊す廃虚を撤去します 初の条例化へ、空き家率1位の和歌山県”
景観を悪化させる空き家(廃虚)などについて、和歌山県は地域住民の要請で
知事が所有者に撤去などを命令できる全国初の「景観支障防止条例案」を
��4日開会の6月県議会に提案する。

同県の別荘や賃貸マンションなどを除いた空き家率(平成20年度)は
��.1%と、全国ワースト1位。
※産経ニュースからの引用


このニュースを知っていたということもあり、
貸家・・・いっぱいはないけど、ちょっとはあるだろう・・・
と、甘い考えでいました。


ところがなかなかありません。いろいろお話を聞くと

「住んではいないけど、仏壇が置いてあるからお盆とかには帰ってくる。」
「賃貸・・・なんだか契約とか面倒くさそう。
 貸したまま返ってこなかったりトラブルが心配。」


という方も多いそう。
なので空き家がないわけではないんですよね。
ただ物件として出回っている数が少ないんです。



家を探すもっとも基本的な“不動産屋に行ってみる”ということもしました。


撃沈です。。。


あぁ、そうなのかー!と不動産屋さんに聞いて納得したのですが、
私たちが探している物件は「田畑がある」ところが希望なので、
市街地ではないんです。
必然的に市街地から車で30分~1時間くらい入ったとこが希望です。


どの不動産屋さんからも 「その辺りの物件は扱いがありません」 との返答。
「まず物件情報が出てこない」そして「需要がない」とのこと。

※リゾート&田舎暮らし物件を専門で扱っている不動産屋さんは別です。
��ただ賃貸はやはり少なく購入物件が多いです。)


地域密着型の不動産屋さんもあって、ある不動産屋さんは
「車で定期的に見て回って空き家がないかチェックしているから
 出てきたら連絡する!」
ということも言っていただけましたが、やはりなかなかありません。


うーん、困った・・・。
『住むとこ探しの旅』まだまだ続きます。

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